忘年会だなんだとお金が消えていく12月です。
ということもあって先日、ライフハッカーで「お金を持ち歩かない」というシンプルな節約術という米記事の翻訳を紹介したのですが、これがまた、さすがアメリカと言わんばかりの極端節約術でした。曰く、
ダイエットのために食べる量を減らしたければ、極力小さな皿に料理を盛ればいい。同じように、お金の浪費を減らしたければ、持ち歩くお金を減らせばいい。
そこで現金を持ち歩かないことに決めた原文筆者のEricさんは、クレジットカード2枚だけを携帯するようにしたというのですが、わたしも見習って、「セツヤクエスト」。財布なしの節約の旅路をはじめてみようかと思いました。
財布がわりの財布
で、実はそういう向きの方々は既に多くいらっしゃるようで、マネークリップなんてものが流行っていたりするのですよね(財布を捨てよ町へ出よう:マネークリップのススメ)。でも、節約のための財布なし生活なのに、スタートから出費してちゃあ本末転倒だと思って、代用品を探したわけです。
1.自作する
米ライフハッカーでは、Instructable(米DIYサイト)の投稿から、「手作りゴムバンド・マネークリップ」を紹介しています。
Make A Simple, Expanding Money Clip from a Strip of Elastic
自作もいいんですが、それはそれで面倒くさい。そこで、いくつかの「財布がわりになるもの」を試してみましたよ。
2.MOLESKINE(モレスキン)のメモポケット・ポケット
モレスキンはノートだけじゃない。蛇腹状のポケット6個でできている「ポケット」は、以前から領収書やポイントカードの収納に便利に使ってきました。
写真奥は、同様の収納アイテム(しかしもっと安く手に入る)。
いまのところ、これが財布がわりのアイテム有力候補なのですが、ひとつ問題が。
収納力が充分あるがゆえに、領収書でもなんでも、入れたいだけ入れてしまって、「かさばる」というもうひとつの課題が発生してしまいました。「ムダな現金を持ち歩かない」という目的は果たせるものの、ポケットに入れて持ち歩きできないのも、考えものなところです。
3.輪ゴムがベストなんじゃないか
で、個人的な結論としては、輪ゴムでまとめてしまうのが一番なのではないかと思っています。そのほうが、なんだか無頼で男らしいじゃないか!というわけですね。
ただ、輪ゴムって欲しいときに限って意外と見つからないもので。家中を探し回った結果、ようやく見つけました。俺の財布ゴム。
…男らしさとはほど遠い、プリティなヘアゴム。4歳になる娘に頼み込んで、貸してもらえることになった一品です。人前ではポケットから出すのがちょっと憚れるのも、より大きな節約効果につながるかもしれません。
(編集部)